下田伊東園ホテルはな岬




そんな思いを知って、伊東園ホテルグループとしても、
「だったらぜひ奥様のお誕生日にお越しを」と、粋なはからい。
記念となる還暦のお祝いを、
のんびりとした下田の港町で過ごしていただくことになりました。
東京から2時間40分、特急踊り子号で伊豆急下田駅に到着。
この日は絵に描いたような快晴!
ご主人「うーん、いい空気だ。
東京からこんなに近いのに、全然ちがうなあ。」
奥様「平日だから電車も混んでいないし、
町ものんびりしていて期待できるわね。」
宿泊先の下田伊東園ホテルはな岬までは、
駅からのんびり歩いても5〜6分の近さ。
とりあえず一度ホテルに行って荷物を預かってもらい、
まずはお昼の腹ごしらえに、
食事処が立ち並ぶ、駅前の賑やかな繁華街を散策することに。
伊豆といったら、何と言っても海の幸。
下田駅前の繁華街には美味しそうな看板がたくさんあって、
どれにしようか迷ってしまいます。
奥様「ここなんかどうかしら?」
ご主人「よし、入ってみよう。」
お邪魔したのは「海鮮喰いもの市場 磯華亭」
ご覧の通り、庶民的で気取った感じのしないお店。
地元の人に愛されていそうな雰囲気に期待がもてます。
ご主人、まずはぐいっと一杯。
「く〜、よく冷えてて美味い!」
お食事は、奥様が「ジャンボ天丼」、
ご主人が「海の幸どんぶり」をご注文。
↓ジャンボ天丼
大きなエビが2尾に、ボリュームたっぷりのあなご、野菜がたっぷり。
自家製の甘めのタレがごはんにかかっていて美味。
↓海の幸どんぶり
ウニ、イクラ、甘エビ、まぐろ、かつお、イカ・・・
酢飯に海の幸がてんこ盛り、鮮度はもちろんピカイチ。
「さすが下田だ。」と、ご機嫌のご夫婦。
「海鮮喰いもの市場 磯華亭」は、
地元の漁師から仕入れた素材を使った活魚料理が味わえる店。
お昼もこの「ジャンボ天丼」「海の幸どんぶり」をはじめ、
多彩なメニュー揃い、
ほとんどが2,000円でおつりがきておなかいっぱい。
腹ごしらえも済んだところで、
歩いてすぐの寝姿山に上ってみることにしました。
寝姿山は呼んで字のごとく、人が寝転んでいるような輪郭をしています。
↓寝姿山
上るといってもロープウエイでおよそ3分で頂上。
自然公園にもなっている頂上からは、伊豆七島や爪木崎、
下田港などが一望。
園内に咲き誇る四季折々の花も、楽しみのひとつ。
奥様「そういえばいま桜が見事な場所があるそうよ。
これから行ってみない?」
その場所とは、下田市街から蓮台寺方面、
清らかな稲生沢川を上流に向かってゆく方向。
ご主人「それはいい、僕も観たい所があるんだ。」
バスで向かうと稲生沢川の川べりに見事な桜並木を発見!
静岡は日本で一番桜の開花が早い県なのです。
さらに今年は暖冬の影響もあって、
有名な河津の桜は前週がピーク・・・。
がっかりしていたお二人に
ここ稲生沢川(お吉が渕付近)の桜は
七〜八分咲きの見頃を見せてくれました。
思ってもみなかった、季節の嬉しいプレゼントです。
桜を満喫できたお二人。
今度はご主人が「観たい所」とおっしゃっていた、
もう少し上流にある
「上原近代美術館」と隣りの「上原仏教美術館」へ。
日本画にご関心のあるご主人。
その日は近代美術館で川合玉堂、小林古径といった
有名作家の展示があるのをご存じでした。
また、隣接した仏教美術館は、国内でも珍しい仏教美術専門のミュージアム。
あわただしい日常をしばし忘れるには、
本当にもってこいの観光スポットです。
近くに何気なく咲いた菜の花といっしょに。
山あいののどかな空気の中に、青い空と黄色い菜の花。
暖かな季節の伊豆はこれから・・・
「ようこそ、下田伊東園ホテルはな岬へ。」
日が暮れる前にホテルにチェックイン。
伊東園ホテルグループではチェックインもアウトも
できるだけ宿泊客の要望に応じてくれるから、
たとえば事前に荷物を預けてから、
手ぶらでのんびり市内散策するなんていうことも可能です。
「ようこそ、下田伊東園ホテルはな岬へ。
どうぞごゆっくりおくつろぎくださいませ。」
ご主人「広々として気持ちのいいロビーだなあ」
奥様「見て、あそこ。すぐ後ろが漁港なんだわ。」
そう、下田伊東園ホテルはな岬は駅から徒歩5分の
便利な場所にあるだけでなく、すぐ後ろに下田漁港の魚市場があるのです。
受付係「週末には朝市をやったりもして、
とても活気があって楽しいんですよ。平日でも新鮮な海の幸が
たくさん売られていますからぜひいらしてください。」
鍵をもらって客室へ。
部屋に入るなり、ご主人
「何と素晴らしい景色だ・・・」
今回のお部屋は海側、
窓からは眼下に漁港の風情が、そして美しい岬の緑のシルエット、
紺碧の海が視界いっぱいに・・・
お部屋は畳敷きの和室で、二人には充分すぎるほどの広々スペース。
「これで全室7,800円(二名一室)なら、何日でも居たくなるわね。」
と、奥様がしみじみ、ひとり言。
ご主人もその言葉を聞いて、ずいぶんとほっとしたご様子でした。
さらに、奥様がいたく喜んだのは、
朝・夕のお食事のバイキングが、
やっている時間内ならいつ行ってもいいこと。
「どうも決まった時間にするっていうのが、窮屈な性分なんです。
だから自分のタイミングでお食事ができるというのが、
とっても私向きです。」
「じゃあ食事の前に、ひとっ風呂浴びるか!」
「そうね!」
浴衣に着替えて、まずはお風呂へ。
大浴場へは、清潔な畳敷きの廊下を通って向かいます。
「いやあ、うるさ方のかみさんが
すごく嬉しそうにしているんでほっとしましたよ。」
と、露天につかってひと安心のご主人。
一方、奥様は・・・
「私、旅の楽しみは何といってもマッサージなんです。
温泉に入ってツボを押してもらうと
ふだんのストレスなんて忘れちゃいますね。ああ、効くぅ〜。」
奥様が満足そうにバイキング会場に入ると、
すでにご主人はビールを片手にご満悦のご様子。
「どうだい、気持ちよかったかい?」
「ええ、とっても。貴方も後でやってもらったら?」
「それにしてもすごい品数ね!」
「それだけじゃないんだぞ。」
それはご主人が予約しておいた、
下田伊東園ホテルはな岬ならでは別注料理。
当日の夕方までに予約しておけば、
さざえ、伊勢海老、
アジのお造りといった別注料理も楽しめます。
ご主人が予約しておいたのは、
奥様の大好物の伊勢海老のサラダ風、
そして、さざえの壷焼き。

「本当においしい。素敵なお誕生日をありがとう・・・」
「これからもよろしく頼むな。」
ご主人の照れたような笑顔が、とても印象的でした。
その夜は、無料のカラオケルームで楽しむお二人。
「最近の若い人の歌はさっぱりだ(笑)」
「夫婦でカラオケなんて初めて。
主人たら意外に上手でびっくりだわ(笑)」
それではおやすみなさい。
また明日・・・
翌朝。
朝はパン食のお二人。
朝食バイキングには、パン、ミルク、
そしてサラダやヨーグルトをお召し上がりになりました。
下田はこの日も雲ひとつない快晴。
ホテルに隣接した漁港を散策してみることにしました。
お二人が立っているのは、
海の幸がたくさん売られている施設のウッドデッキ。
正面にホテルが、左側に魚市場の建物が見えます。
早朝は漁師さん達で賑わっていることでしょう。
そこから港に沿ってのんびり歩いてゆくと、
黒塗りの帆船が出現。
これは約150年前に下田に来航した黒船を
再現した遊覧船で、下田港内の海上散策が楽しめます。
「なかなか立派なものだね。」と感心のご主人。

黒船のすぐそばにはおみやげ屋さんが。
ちょっと寄ってみることに。
すると、お店のおじさんが、
「伊豆のみかんは美味しいよ、ほら、ちょっと飲んでいって」
と、絞ってジュースにしてくれました。

いただいたのは、みかんとオレンジとかけ合わせた
「清見」という品種のジュース。
「ほんと、おいしいわ。」
「うん、本当だ、うまい。」
みかんのさっぱり感と、オレンジの濃厚な美味しさが
ミックスされたような味わい。
とくに奥さんはえらく気に入ったご様子です。
「これ、買っていくわ。」
娘さんへの伊豆みやげが決まって、嬉しそう。
続いて向かったのは、伊豆自慢の海の幸がいっぱいの
みやげものセンター。
この日は外にさんまの丸干が港町らしい風情が陽光を反射して
キラキラ輝いていました。
奥様はどこへ・・・と思ったら
やはり大好物の伊勢海老の生簀に視線集中。
「これは私へのおみやげ(笑)」
と言いながら、2尾をゲット。
「すごく安いんだもの、嬉しいわ。」
と嬉しそう。
キラキラと輝く海面。
吹く風もやってくる春の訪れを告げています。
絶好の旅日和に恵まれた長谷部ご夫妻。
「これからも、ちょくちょく訪れたいですね。」
そう語るご主人を見つめながら、
奥様が静かにうなづいていらっしゃいました。
2007.03.22 | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類
